ちょっと違う英検一級
私は英検というものに殆ど興味がなく、テスト内容も知りませんでした。だいぶ前、本屋さんでぱらぱらと英検1級の模擬試験集みたいなのをめくって目が丸くなりました。
- なんとむずかしいんですね、というのが感想でした。こんなテストに受かる人は本当にすごいなぁ、とも思いました。
- でも同時に、外資に10年以上いる自分が日常の会話やビジネス文書にもあまり目や耳にした事の無いような単語ばかりにこれほどFocusする意味があるのだろうかとも思いました。それを知らなくてもCNNは分かります。英文の雑誌も読めます。
- 意味があるのかもしれませんが、私としてはそれを習得する時間を使ってテレビでニュースや映画でも見とこうと思います
- 勘違いしてほしくないのですが、決して英検に意味が無いといっているのではありません。Business英語とはすこし方向が違うといっているわけです。そしてBusinessのために英語を習得したい人は英検に使う時間にほかのBusinessの知識に英語を通じて触れるほうがはるかに身のあるものになると思います。
- 英検を受けなくても、4コマ漫画を見て2分や3分話すくらいのことはBusiness英語を目指していればできるようになります。例えばあなたが入社のインタビューで要求されることは、流暢な英語であまり内容の無いストーリーを語ることではなく、たとえ多少英語力に問題があっても自分のビジョンの焦点を外さずに説明しきれることです。
- 内容が無く天狗気味の英語堪能者よりも、たとえ英語は完璧でなくとも自分のしっかりとした人生観、社会観、仕事感をもち、それを熱く語ってくれる人のほうが会社にとってははるかに欲しい人材です。何もビジョンが会社の理念にそっている必要がある必要は必ずしもありません。そういうものが大事だと感じて、それを持とうとしてるAttitudeが重要視されるということです。
- 必ずしもそうではなかったぁ、という会社もあるかもしれませんね。そんな会社なら入らないほうがいいかもしれません。すいません。また、少し話がそれました。